証券会社 securities company 2005 9 2

以下の内容は、このサイトのトップページにある市況コメントに掲載したものです。

最大のリスク 2005 9 1
 最大のリスクとは、コンピュータの反応です。
決して、米国の株安や原油高ではありません。
 最近、こんな話を聞きます。
「9時過ぎに、株価が急上昇したので、
とりあえず利益確定しておこうと思い、売り注文を出した。
板情報を見ると、自分の売り注文が買われた。
これで約定したと思ったら、約定通知が、なかなか来ない。
(約定すると、音が出るようにセットしてあるそうです)。
不安になって待っていると、数分後に来た。
ヘラクレス市場なら、わかるが、東証でも、こういう現象が起きた」。
 こんな話を聞きますと、
やはり、コンピュータの反応が重い、
「9時ちょうどから9時半」という時間帯は避けた方がよいかもしれません。
しかし、残念なことに、そういう時間帯が、一番、値動きがよいのです。

釣った魚 2005 8 19
 釣った魚には、餌をやらない。
これが、ネット証券の営業方針ならば、実に悲しい。
 大量の広告を出して、がんがん新規の顧客を獲得するのはいいが、
そうなると、同時に、がんがんシステム増強をしないと、
既存の顧客は、困ってしまう。
 相変わらず、注文の画面が重くて開けなくて、
希望の株価で買えなかったという不満が多いのです。
 買えなかったのは、まだ、よい方で、
大きな売り板が出現したので、逃げようと思い、
自分の買い注文を訂正しようとしたが、
画面が重くて、どうにもならなかった。
あるいは、入力はできたが、それが反映されるのに、時間がかかって、ダメだった。
そういう不満も、よく聞きます。
 こうした顧客の不満を無視して、
ネット証券が、新規顧客の獲得に走るならば、
「ネット証券の営業方針は、釣った魚には、餌をやらない」と言わざるを得ない。
 やはり、ネット証券からは、データだけ、もらって、
実際の注文は、有名でないけれど、システムがしっかりしている証券会社に出す。
これが、これからの正しいやり方だと思います。



































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